ナイキのシューズを注文したら税関で止められた(www.reeboksjapan.com)


概要

娘に靴を買ってほしいとURLを送り付けられて、代金もらってクレジットカードで注文したら、税関で止められて偽ブランド認定されて破棄に同意した。
クレジットカード会社は返金に応じず、ショップの連絡先の調査をしてくれるんだそうだ。

安いナイキやリーボックやらのシューズを見つけたといって、飛びつかずショップをよく吟味すべき。

今回、wwww.reeboksjapan.com というところで買ったが、ここで買うのはやめたほうがいい。
問題のショップサイト reeboksjapan.com

娘に靴を買ってほしいと頼まれた。

修学旅行に履いていく靴がほしかったらしく、靴探しに付き合わされた。
親がいないときに気に入った靴を見つけたのか、しばらくして靴を買ってほしいと言ってきたが1.5万と聞いて却下。
自腹ででも買いたいと言ってきたけど、分不相応だと思ったので協力する気になれないと拒否した。

それからしばらくして、ネットショップのページのアドレスをLINEで送ってきて、これを注文してくれと言ってきた。
娘からの依頼-LINE

ページを開くとこんな感じ。reeboksjapan 商品ページ

なぜリーボックのショップでナイキのシューズ?
娘にそういった記憶があるが、購入を思いとどまるには至らず、購入してしまった。

日本語も怪しい。
「英国のすべての赤いオンラインで購入」
意味がよくわからない。

これも引っかかった気がするんだが、思いとどまらなかった。

税関から封書が届く

注文してから一週間たって、娘がどうなっている?と聞いてきたので、心臓がきゅっとするのを感じながらショップからのメールを探してみても、「注文を受けた」メールはあるが、「発送しました」メールがない。
やばいなと思いつつ、「発送の連絡がないがどうなっていますか?」と「注文を受けた」メールに返信してみた。

それと同時に、フィッシング詐欺を疑って決済に使ったはずのクレジットカード会社(Master提携)に連絡し、再発行をお願いしたら最終利用日とおおよその金額を教えてくれた。
どうも決済はされてないようだった。
(ネットで利用履歴チェックできるだろ!と言いたいのはよく分かる。でも、ID, Password忘れてチェックできなかった)

不可解な気持ちを抱きつつ、ちょっと安堵し、ショップからの返事をまっていると意外なところから封書が届いた。

税関からである。

最近輸入したものといえば、タブレット

しかし、コンピュータ関連は関税はかからないはずで、モノが届いた後に税関から連絡がくる意味が分からない。

封筒を開けてみたら、問題のシューズについてだった。

難しいことを書いているが、簡単に言うとこんな感じ。
・ナイキの商標が付いているけど、偽物だね。
・輸入したければ、ナイキから同意書をもらって提出してね。
・あるいは商標を外して、ナイキとはわからないようにしてね。
・諦めて税関に処分を任せてね

普通、税関に処分を任せると文書を提出して終わりなんだろうけど、このクソ忌々しい事件を体験し尽くすために、税関に現物を見に行った。

見るからに偽物である。1.5万で売られている靴ではない。せいぜい2000円。

結局任意放棄に同意する文書に記名捺印して手ぶらで帰ってきた。
(この部分だけでも一つブログ記事をかけるがすっ飛ばす)

クレジットカード会社に相談

税関からの文書を受けて、使ってないと思っていたクレジットカードの利用履歴をネットでチェックしてみたら、こっちだった orz

急いで、カード会社に電話して「ショップへの支払い停止」「返金処理」をお願いしたが、「どちらもできない。まずはショップにキャンセルをお願いしろ」と指示された。
ショップのサイトには連絡先は記載されておらず、連絡用のフォームと受注連絡メールにあるメールアドレスだけだというと、メールで連絡して一週間待ったうえで、改めて相談しろと指示された。
ちなみに、改めて相談できるのは、海外利用先調査とか言う奴だ。

ダメ元で「税関で偽物と判定されて止められた。偽物を注文した覚えはない。返金しろ」とメールをショップに送ってみた。
もちろん返信はない。

「発送の連絡がないがどうなっていますか?」メールから1週間たった今日、改めてクレジットカード会社に電話をしてみた。

できるのは、海外利用先調査(記憶曖昧。海外ショップの連絡先を調べてくれる)、クレジットカードの再発行(カード番号の変更)だけだそうだ。

偽ブランドを送ってくるショップとの提携解消、返金について依頼したが却下された。

やれることをやれるところまでやってみようということで、海外利用先調査とやらをお願いした。
2ヶ月後程度で連絡してくれるらしい。
ショップの連絡先を。

反省

・名のよく知れたショップで買うようにしよう
・よくわからないショップは、ショップの連絡先(住所、電話番号など)が記載されているかチェックしよう
・よくわからないショップは、悪い口コミがないか検索してみよう
・クレジットカード会社もしっかり選ぼう

お願い

こんなトラブルの際に、返金対応してくれるカード会社があったら紹介してほしい。
年会費無料だと嬉しいけど、2000円くらいは払ってもいいかな。