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沖縄ADS-B・MLAT
航空機の飛行状況をリアルタイムに受信できるADS-B/MLAT受信機を低価格で作成・運用できるようになりました。 すでに沖縄県内でも受信機を設置しAirNav RadarBoxやADS-B Exchangeなどに受信データを配信している方がいらっしゃいますが、低空を飛ぶ米軍機やADS-B信号を発信せずMLATで位置を把握するしかない米軍機を追跡にするには設置台数が足りていません。 これから受信機を設置してくださる皆様がスムーズに設置し、受信状況を向上させていけるように情報をまとめていきますので、ご活用ください。
受信機を置くと嬉しいこと
- 那覇空港を離発着する旅客機や外国と国内空港を行き来する旅客機を眺めるだけでも楽しめます。
- 沖縄では米軍機がひっきりなしに飛んでいるわけですが、ほとんどの航空機追跡サイト(例: FlightRadar24など)は軍用機を表示しないようにしていると言われて(表示される機体もある)いますが、自前の受信機があればフィルターで隠されずに表示されますし、ADS-B信号を発信せずMode-S信号(位置情報が含まれてない)のみを発信する機体でも把握できることがあります。
- 既存の受信機が障害物(山、高層ビル)にさえぎられて受信できない低空や遠方などの範囲をカバーすることで、航空機追跡サイトのカバー範囲を広げることに貢献できます。
安いっていくらくらい?
機材を0から揃えると、8600円くらいで始められます。(2023.05.07現在)
内訳
- 小さいコンピュータ(Raspberry Pi 3 A+): 4,400円(スイッチサイエンス)
- 電源: 1000円(Amazon)
- ケース: 900円(スイッチサイエンス)
- microSDカード: 550円(ダイソー)
- チューナーアンテナセット: 1700円くらい(AliExpress)
コンピュータの処理能力はそれほど必要ではないので、古いデスクトップPC、古いNotePC、Raspberry Piに似た他の小さいコンピュータでも代用可能です。可能ですが、Raspberry Pi以外はセットアップに手間がかかる可能性が高いのでなれない方はRaspberry Piを入手することをお勧めします。
現在(2023.05.07)、Raspberry Piの生産が間に合っておらずものがない、あっても転売屋の出品で高騰していますが、2023年中には需要に生産が追いつくと言われていますので、Raspberry Pi Zero系が安く販売されるのを待ってもいいかもしれません。
流行りにのってRaspberry Piを買ったものの死蔵しているという人は結構いるようなので、この手のものが大好きな人に頼んでもらってくるとチューナーアンテナセットを1700円で買ってくるだけで始められます。
あと特典として、AirNav RadarBox、flightradar24、FlightAwareの3サイトに関してはフィードをするとBUSINESS/Enterpriseアカウント相当の資格が貰えるので、課金してそれらのサイトをお使いの場合、課金が不要となりますし、無課金ユーザでは得られらなかった情報が見ることが出来ます。
おすすめのフィード先
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- データのフィルタイリングをしないと言っている。
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- データのフィルタリングをしないと言っているが、売却されたので将来はわからない。
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- 沖縄島周辺ではMLATで捕捉された機体も表示されることがある。アカウント登録が必要
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- アカウント登録が必要
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- アカウント登録が必要