冤罪の構図 新風舎文庫 江川 紹子 (著)


なぜ僕はこの本を読むことにしたのか…ぜんぜん思い出せない。
あ、今思い出した。たぶん、前に読もうと思ってamazon.co.jpのウィッシュリストに突っ込んであったのを、別の本を買うついでに買ったんだろう。
それはさておき、この本は日本に生きる人全員に一度は読んでおいて欲しい本だ。
警察に捕まるようなことはしてないさ、なんて思っていてもある日突然身に覚えのないことでつかまることがありえることを教えてくれる。
そして、逮捕された無実の人がどのように犯人に仕立て上げられていくのかが克明に記されている。
読み進めると体の奥底からじわじわと怒りのエネルギーがわいてきて体を満たしてしまう。はっきり言って読んだら体に悪い。
読んで怒りを覚えたせいで必要以上に子供を叱ったりもした。危ない本だ。
しかし、それでも読んで欲しい。
警察に逮捕されたときに人生をめちゃくちゃにされないために。つかまった時点でめちゃくちゃだけど最悪まで落ちることは避けられるはずだ。
警察に勤めている人にも読んで欲しい。人の道をはずさないように。

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