博士の愛した数式 小川 洋子 (著)


優しい雰囲気と狭い舞台。博士の数と数式への愛、そして家政婦とその息子の博士への愛。ゆったりとして素敵な雰囲気のまま終わりまで読み終われた。
ここのところビジネス本や成功本、そしてちょっとの小説を読んでいるけど、小説は楽しみのために読むだけなのか?なんて思いながらこの本を読み始めた。確かにビジネスにすぐに役立つような話はない。しかし、登場人物の体験を追体験し、感情の動きをなぞることで、実生活では得られない経験を重ねることができ、成長できる、それが魅力なのかもしれない。

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