ダイソー300円スピーカーの改造【クラインの壺編】


2021年1月初めに、3Dプリンターを格安で手に入れたものの、PCケースの電源スイッチを飼い猫に踏まれないようにするカバーを設計・印刷したっきり出番がなかった。

それでも、アンモナイト型のスピーカーボックスにダイソー300円スピーカーを装着して聞いてみたくて、3Dモデルを作る計画だけはしていて、ようやく渦巻の1周分ができたころに、先輩からクラインの壺も作れと指令が来たので検索して見つけたのがこれ。

変わり種スピーカー2題
“Klein bottle” back-loaded horn speaker

早速印刷を開始したのだが、24時間とかかかるやつだった。左右で2つあるからまる2日。

thingiverse.comには立ててプリントしろと書いてあるんだけど、見てなくてスライサーに読み込んだままスライスしてプリントしたら、サポート材が大量だったので、もしプリントするなら気をつけて。

プリントしたらすぐに装着したいところだが、もともとついてるスピーカーのケーブルは短いので、メイクマン(ホームセンター)で0.33mmのVFFケーブル(赤黒)を50円/m x 2m買ってきて、つなぎ直した。

つなぎ直せたところで早速聞いてみたのだが、音が歪んで頭が痛くなって聞いてられない。

捨ててしまおうかとも思ったが、もったいなくてまずはオリジナルと聴き比べてみることにした。

オリジナルはこもっちゃいるけど、割と素直な音。

クラインの壺型に装着したものは、低音はなく、人の声あたりからが響いて歪んでる感じ。

まいったなぁと思ってたら、ふと思いついた。

なにか柔らかいのを詰めたらいいんじゃないか?

ということで手近にあったトイレットペーパーを丸めてホーン状になってる部分に隙間なく詰め込んでみた。

スマートフォンでの撮影・録音で音が小さめ、不明瞭だけど、トイレットペーパーを詰め込んだらだいぶ柔くなって聞いていられるようになってホッとした。

5号用PCのスピーカーとしてつないでおくことにする。

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