トヨタ・エスティマ(DAA‑AHR20W)に中華アンプを搭載


エスティマ(DAA‑AHR20W)にはUSBメモリのデータを再生できるカーステレオをのせていたんだけど、割とすぐにディスプレイが表示できなくなってたのをそのまま使っていたらうんともすんとも言わなくなってだいぶ経った。

ここのところ友人から譲ってもらった車が足車になっていて縦列駐車の奥にあるエスティマは出番があまりなくて音楽が聞けないことは問題になっていなかったのだが、同居している家族の免許所有者が減って車のほうが多くなってしまったので足にしていた車を手放したら、妻が音をどうにかしてくれというのでいろいろ検討した結果、Bluetooth(LDAC, AptX Adaptive)対応の中華アンプをのせることにした。

LDACかAptX Adaptive対応のカーステレオがあったら良かったんだけど、たいていSBCだけで話にならなくて、結局中華アンプ。

アンプはAliExpressでLDAC対応、12V電源対応のものをいくつか探してきて、たまたまAptX Adaptiveにも対応していたこれ。
BRZHiFi PAD-M3

設置にあたり、以下のものを買い揃えた。

・DCプラグ(5.5×2.5mm) (電源)

・1DIN ポケット(スペーサー)

・内張りはがし

DCプラグは沖縄電子で1つ165円(税込)で買った。ちなみに秋月では65円。羨ましい。

1DINポケットはこの商品だと奥行きが足りなくて、ずっとつけてあったものに設置した。もっと奥行きのあるものを探してほしい。

内張り剥がしはアストロプロダクツのお店でセットのものを買ってきたが、エスティマのオーディオパネルを剥がすにはサイズが合ってなかったので、サイズを確認してから買ってほしい。アストロプロダクツに行けば1つずつ買える。

電源用のDCプラグとケーブルは半田でつなぐので、ハンダゴテとハンダを用意してほしい。最近はダイソーでハンダゴテが買えた気がする。ハンダもあるんじゃないだろうか。

必要なものを揃えたところで、いざ設置、なのだが、設置済みのカーステレオ取り外しの作業については先輩方の例を見てほしい。

オーディオパネル分解手順(エスティマライフ)

オーディオパネルを剥がしたら、カーステレオがネジ四本で車体に固定されているのでネジを外してひっぱりだし、カーステレオに差し込まれているプラグ類を外す。

赤と黒が電源なので、カーステレオ側のプラグ近くでニッパーで切断し、DCプラグにはんだ付けする。

と簡単に書いたけど、プラグのカバー(黒いやつ)にケーブルを通してからプラグ本体にハンダ付けしないとカバーを装着出来なくてやり直す羽目になるので要注意。

プラグを付ける前がベストだがアクセサリーオンにして12Vの電圧がかかっているかチェックしたほうがいい。計ったら0Vで焦った。カーステレオが死んだんじゃなくてヒューズが飛んでたらしい。急いで近くのオートバックスに買いに行く羽目になった。

電源ケーブルの処理が終わったら、次はスピーカー。白と白に黒線がフロント左、灰色と灰色に黒線がフロント右。黒線が入っている方がマイナス。(これはハーネスキットによって違うかもしれないので各自要確認。

スピーカーケーブルは皮を剥いてアンプ側の端子に接続して済ませた。バナナプラグにする手もあったけど、とりあえず見送り。

ハーネスキットが短くて、1DINポケットの外に十分ケーブルを引き出せなくてスピーカーケーブルを接続するのに手間取ったので、1DINポケットの中に車両側ハーネスの頭が入るくらいの穴をあけるか、ケーブルを延長するかしたほうがいい。

電源プラグをさして、スピーカーケーブルをつないだら1DINポケットの適当な位置にアンプを押し込んで設置完了。

アンプの寸法は1DINポケットの高さより低くて中で自由に動くことを覚悟していたが、アンプ底面に足がついていてキツキツなので無理やり押し込んだ。そんなわけでアンプを固定する必要はなくなった。

手放した足車ではBluetooth-FMトランスミッターで音楽を聞いていたが、あれはひどいよね。1960年代前後のアメリカのオールディーズを聞く分には悪くないだが、ちょっと新し目のを聞くともう音の情報がいろいろ落ちてる感じで悲しいよ。

でもこのLDAC/AptX Adaptive対応のアンプならBluetoothで音を飛ばしても大丈夫。純正スピーカーを換えたらもっと良い音になるんじゃないかと期待できる。

全工程僕がやったように見えると思うけど、作業自体は中学3年生の5号にやってもらって、僕は横でサポート。この経験で5号は自分でカーオーディオの設置ができるようになったはず。

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