自然農法 わら一本の革命(福岡 正信)


図書館でよく借りられている本のランキングを眺めていて発見。どこかで紹介されていていつか読んでみようと思ってたんだけど、こんなところで出会うとはねぇ。ついてるなぁ。
というわけで、早速借りてきて読んでみた。
化学肥料・除草剤・殺虫剤をまいてきれいな作物を作り、そして僕らがそれを食べるということに抵抗感があったんで、それらを一切使わず作物の本来の力を生かして育てるという思想に心ひかれた。
米と麦の連作(この言葉でいいのか?)で、収穫後のわらは全部田んぼに戻すということ、そしてマメ科の植物のクローバー、アルファルファを植えることで肥料を外から持ち込まずに済ませているようだ。
さらにこのクローバー、アルファルファが一帯を支配することで雑草の繁茂を防ぐ効果もあるようだ。
害虫問題が残るが、作物自身がしっかりと育つ環境を整え、害虫の天敵を排除しないように気をつけることで害虫による被害は抑えられるということらしい。
どういう農業なのかというのはこんな感じだが、本の70%くらいは自然農法の哲学というか著者の思想・哲学について書かれていて自然農法をすぐに試してみたい、どうやってやってるのという姿勢でこの本を読む人(僕みたいな人)には読むのがつらくなる。
でも、その思想の部分がきっと大事なんだろうね。
やり方だけまねてもきっとうまく行かないんだろうと思う。
それはさておき、うちの庭の土壌改良に応用しようってことで、早速クローバーとアルファルファの種を探しに行ってきた。
クローバー315円、アルファルファ210円。
両方買っちゃえばいいんだろうけど、キャッシュフローの厳しい状態が続いているので、クローバーはどこかからちょっと引っこ抜いてきて移植で済ませることにして、根が深くまで伸びるというアルファルファの種だけを買ってきた。
夕方鶏が帰ってきたところで小屋に押し込んで、庭のあちこちに袋の半分くらいの種をばら撒いてみた。
うまく行きますように(-人-)

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