わかったつもり 読解力がつかない本当の原因 光文社新書


西林 克彦 (著)
文庫本一冊読むのにずいぶん時間がかかってしまった。3月5日の冤罪の構図の後に読み始めているから3週間近くかかった計算だ。
こんなにも長くかかった理由はいくつかある。
1. 仕事が忙しくなって本を読むこころのゆとりが減った
2. さらさらっと読むような本ではなく、読みながら考えないといけない本で、数十秒から1分くらいの細切れ時間では読み勧められなかった。
3. つい、他の軽めの本に手をつけてしまった。
ってな具合だ。
さて、この本だが、人が文章を読むときにいかに「わかったつもり」程度の理解しかしていないか、そしてなぜそうなってしまうのかを丁寧に例文を示し、読者の理解の程度を確認し、過去の実験のデータを示してくれる。
普段の読書から「よりわかった」状態で理解できるように気をつけて読まないといけないなぁと反省。
でもきっとまだ「わかったつもり」程度だからまた読み直して読解力を高めたい。

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