沖縄市では2014年4月27日(日)に市長選挙が予定されている。
すでに、副市長が職を辞して立候補を表明し、沖縄市選出の県議で自民党沖縄県連の全幹事長が職を辞して立候補を表明している。
投票まで2週間をきり、両者あちこちにノボリを立て、決起集会?を知らせる看板というかポスターというかそういうものを張り出している。
その中で革新・中道が推しているという立候補予定者のポスターの上を選ぶかのようにあちこちにこの「革新不況で失業率14.5%」というポスターが括りつけられている。
1998年の知事選の際にも大田県政を批判して「県政不況」というポスターが貼りだされた。調べてみると「失業率9.2%」というポスターもあったようだ(TBS NEWS23 多事争論「9.2%」)。
よく似てますな。
あの時、「全国的な不況の影響を大田県政におっ被せる嫌らしいやり口だな」と思ったので、よく覚えている。
友人がこのポスターについてFacebookで前市政と現市政での失業率の比較をしてくれていたので、もう少し古い失業率も引っ張ってきてコメントを書いたら歴代市長の任期と経済イベントをコメントに書いてくれたので、これらを組合せてグラフにしたので見てほしい。
この失業率のグラフと経済イベントを見た上で、「革新不況で失業率14.5%」という主張を評価するといいと思う。
僕は、革新系市長だから失業率が高いんだとは読み取らない。。全国的な経済状況の影響を強く受けているんだと思う。こういう印象操作は嫌いだ。
資料
- 沖縄市生涯学習のまちづくり推進計画【完全版】(p.51) (1次資料は国勢調査。手抜きしてこの表から失業率を抜き出してます)