Orange Pi 5BのArmbianをeMMCから起動する


Orange Pi PC 2を長くADS-B受信機として使ってきたが、先日挙動がおかしいと思って再起動してみたら、起動途中で止まってしまうようになってしまった。

A53 x4、1GB メモリだったので、ちょっと速くなればいいなと思ってさがしてみたら、A55 x4なOrange Pi 3Bが1万円くらいだっただろうか。
A55はA53より速くなっているようだが倍早いなんてことはなさそう。
先日書いたスクレイピング用のスクリプトがまぁまぁ重かった(重いのはブラウザ)ので、もうちょっと余力がほしいと思ったのがいけなかった。
あれよあれよというまに、Orange Piの最高峰、Orange Pi 5B 16GB/128GBを買うことになってしまった。

ArmbianのイメージをmicroSDに流し込んで起動するだけだと、armbian-installでeMMCにシステムをいれてeMMCから起動するという設定は現れない。
boot loaderを更新する、とかいうやつだけ。

バージョンを変えてみても変わらず。

で、Armbianの配布ページを読み直してみたら、
「If you are having a Orange Pi 5B variant, replace fdtfile=rockchip/rk3588s-orangepi-5.dtb in /boot/armbianEnv.txt with fdtfile=rockchip/rk3588s-orangepi-5b.dtb」
という行を発見。

起動後、
 /boot/armbianEnv.txt
を開いて
 fdtfile=rockchip/rk3588s-orangepi-5.dtb
の行を
 fdtfile=rockchip/rk3588s-orangepi-5b.dtb
に修正して保存。

これで再起動後、eMMCにシステムをいれてeMMCから輝度するオプションが現れる。

実行して、メニュー上で電源オフを実行。

電源が切れたら、microSDを抜き取って、再起動するとeMMCから起動する。

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