友人宅の隣の畑から不発弾が見つかって、そのことを書いたFacebookの投稿をシェアしたら、東京在住の知人から「東京でも時々見つかって大騒ぎになる。沖縄が特別ではない」とコメントをもらった。
毎週のように新聞に不発弾撤去の記事が出ていて慣れ切っているけど、こういうコメントがつくと「いやいやいや、異常に多いでしょ」と思うわけ。
単に「比較にならんでしょ。沖縄多すぎる」とコメント返しても、東京でもあるし、全国でもあるしとなってつまらんので、コメントつける前にデータを探してみた。
平成21年(2009年)の照屋寛徳衆議院議員の質問主意書に対する答弁書が見つかったので、それを読んでみた。
・第二次世界大戦の不発弾処理に関する質問に対する答弁書(内閣衆質一七一第八六号)
質問四に対する答弁に、不発弾処理の件数と個数が出ている。
漢数字で非常に読みにくいので、算用数字に直してExcelの表にいれて見やすくしたのが、これ↓。
ざっとみて、順位をつけると
3位 福岡 1101個
2位 東京 1681個
である。
1位はもちろん沖縄。
1位 沖縄 22,764個
2位東京を大きく差をつけている。計算したら沖縄は東京の13.5倍。
1位と2位の差がこれである。
時々見つかる東京。
ザクザク見つかる沖縄。
そんな感じ?
数字だけだと印象が薄いので、グラフにしてみた。
沖縄だけの棒グラフではない。
よく見れば、小さい棒がみつかる。
個数を円グラフにしてみる。
左側の大きな青が沖縄。73%。
米軍基地は74%だったな。関係ないけど。
不発弾多いよなと思ってたけど、データをみてもやっぱり多い。
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資料
・第二次世界大戦の不発弾処理に関する質問主意書(平成二十一年二月四日提出 質問第八六号)
・第二次世界大戦の不発弾処理に関する質問に対する答弁書(内閣衆質一七一第八六号)
・平成十九年及び平成二十年の不発弾等の発見・届出(件数、個数)(上の答弁書のデータをExcel化)