911出先でバッテリ死亡と道で助けを借りる実験


スタッドボルト折れ発覚で入庫した911が1.5年ぶりに帰ってきた。

新車へ乗り換える友人からディーラー下取り価格程度で譲ってもらった10年ものプリウスちゃんがいるので、燃費、快適さでついついプリウスちゃんに乗っちゃうわけだが、そうやっていると911に乗らずにサビが増えるだけなので週2回は乗ろうと自分にノルマをかしている。

そんなわけで、今日はちょっと遠くまで出かける用事があったので駐車場の奥から911を引っ張りだして911でおでかけした。

遠くに出かけて何もしないで家に帰れるわけはない(イングレス的に)。

例によってちょっと足を伸ばしてポータルからポータルへはしごするわけだが、燃費の悪い911でイングレスするとガソリンをばらまきながらやる感じになってしまうので、ちょっとでも節約しようとポータルでレゾネータ挿すときはエンジンを止めてやっていたわけだ。

2カ所目だっただろうか。

作業を終えて次のポータルへ行こうと思ってエンジンを始動しようとしたらキュルって言うだけで始動できない。

3回やって諦めた。これ以上やっても無駄だと。

引き取ってすぐに感じていたさ。始動の音が心もとないことを。

でもバッテリーが死ぬまではまだ余裕があると思って余裕ぶっこいてた。

やっちまったなぁと思いつつ、後悔しても始まらないので選択肢を考えた。

1. ロードサービスを呼ぶ(無料)
2. 妻を呼ぶ
3. 周りの人の助けを借りる

この3つが浮かんだわけだが、番号順に心理的負担が大きくなる。

急いでたり、精神的に余裕がなければさくっと1を選択するだろうが、急いでもいないし、仕事の谷間で精神的余裕ありまくりなので、3を選んでみた。

3を実行するにもいくつかの方法がある。

a. コンビニの目の前で停まってたので、コンビニの店員に助けを求める。
b. コンビニの隣にアルミサッシとかやっている工場があったのでそこに助けを求める。
c. 何かしらのアピールをして道行く車に助けを求める。

a, bのどれかをするのがさっさと解決していいんだが、なんだかつまらない気がしたのでcを選ぶことにした。

cを選んだわけだが、どうアピールして助けが必要なことを知ってもらうかが問題だ。

ボンネットを開け、こまった感じを醸し出すってのが思いついたが、こまったことに前も後ろもダンパーが死んでて支えなしには開いていてはくれない。なのに支えが積まれてない(-_-;
持つところが真っ直ぐな傘を積んでいて、支えにも使っていたんだが…ない。

となるとこの手は使えない。

バッテリーチャージとかダンボールに書いて掲げる手もあるが、ダンボールもマーカーもない。コンビニにはあるだろうが、それを調達しにコンビニに行くならとっととバッテリーあがりを告白して助けを求める。

幸いというか当然というか、ジャンプケーブルは積んでいるので、こいつをもって立っていれば分かる人がいるだろう、それに期待してジャンプケーブルを持って車の側に立つことにした。

何台も通り過ぎたね。

女性は見もしてないか、見ていても意味がわからん感じ。

男性は見はするけど、意味がわからんか、通りすぎてから意味がわかってでも戻ってまでは助けないって感じ。

こりゃ長期戦かと思った頃、ノアかなんかに乗った夫婦がよってきて、「バッテリー?」って聞いてくれた。

ついに助けをゲット!

ちゃちゃっとつないで、さくっと始動。

心から礼を言って、お辞儀して去っていく夫婦を見送った。

読谷村民なかなかいいね。

エンジンはかかったものの、止めたら同じことが起きる可能性大なので、まっすぐ家に帰るべきなのだが、そこのポータルの誘惑には勝てず、手近なところだけ行ってあとはまっすぐ帰ってきた。

また始動しなくても、プリウスちゃんがいるので全然大丈夫ってのは余裕があっていいよね。
プリウスいなくて通勤してたりすると新しいバッテリーを探しにすぐにいかないといかんのだけど、パルス充電器で復活させられると聞いていたのでこれを機会にパルス充電器を買うことにした。

あと、ジャンプケーブルの絶縁している被覆がボロボロで今日の作業で一部欠落して銅線がむき出しになっちゃったので一緒に注文。

楽しみだなぁ。

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