孵卵器のためのサーモスタット自作のためのメモ


夏休みの自由研究で、「うずらの卵を孵したい!」という3号の宣言により、保温電球とサーモスタットを探すことになった。
保温電球は近くのメイクマン(DIYショップ)にあることは確認できたし、Amazonにもあった。
ところが、孵卵に必要な38度弱を設定できるサーモスタットが見当たらない。熱帯魚用は35度くらいまでしか設定できなかったりしてさっぱり使えない。
40度くらいまで使えそうな奴は5000円くらいする。
これくらい出すと自動転卵できる小さい孵卵器を2万円弱で買ったほうがいいような気がしないでもない。

しかし、夏休みの自由研究に2万円も出すのは、今の経済状況ではちょっとイヤ。

僕も小学6年制の時にうずらを孵す自由研究をしたときのように、熱源をつけっぱなしにして通気口の広さを調整して温度調整する手もあるが、結構こまめに温度チェックをして通気口の広さを調整しないといけなくて気が抜けない。

秋月電子ならサーモスタットキットがあったりしないかってことで、調べてみたらキットはないけどサーモスタットICがあった。
こりゃいいや!と思ったものの電子回路を自分で組む経験は殆ど無いので、だれかのを参考にしようと思って見つけてきたのがこれ。

TC622EPA 納豆・モヤシ用温度コントローラーの製作

上の例だと固定抵抗を使っているけど、温度を微調整出来るように多回転半固定ボリュームを使うことにする。
ざっと計算したところ0.05℃くらいずつ調整できる予定。

で、この記事を書くために上のページを再検索しているときに見つけてショックを受けているのがこれ。

孵卵器の自動温度調節器

ここで、自作する電子サーモスタット回路が紹介されていてほうほう、とか思って回路を見ていたけど、その先に「Digital Temperature Controller $17.80」なるものが紹介されているではありませんか。しかも香港から日本へ送料無料。今日のレートで1400ちょい。さっき注文したパーツ代より安いんですけど orz

サーモスタットICを使った自作サーモスタットは3号に作らせるとして、保険としてこの温度調節器も購入。
さらに、温度センサーがケーブルで温度表示部から離して設置できる温度計も発見。

Digital Compact LCD Thermometer with Outdoors Remote Sensor

温度調節器の発注が終わったあとだったけど、これもすぐさま発注。

結局、サーモスタットに4000円かかりそうな予感(-_-;

しかし、なんで真っ先に見つけないかなぁ。

追記:
この記事を書いたあとに実際に孵卵器に使うサーモスタットを作りました。
孵卵器のために自作したサーモスタットの回路図

コメント

  1. sato より:

    LibreOffice起動時にFRM_メニューを開くでうまくいかないとご連絡しましたがその後、うまく動作しました。
    原因は特定できませんが、試行錯誤していた時のマクロ等が残っていたか、なにかの設定を変えていた可能性があります。新規にテーブルから作り直したファイルで
    貴殿のマクロを記載したところうまく動作しました。メニューのファイル名はそのまま使用させていただきました。ありがとうございました。

  2. koj より:

    satoさん
    ご連絡いただいたそうですが、スパムコメントと一緒に消しちゃったのか気づきませんでした。すみません。

    何はともあれ、お役に立てたようでうれしいです。

  3. 田中 より:

    はじめまして。突然のコメント失礼します。
    実は現在、電子部品関連の記事の執筆をしていただける方を探しておりまして、当記事を拝見しご連絡差し上げました。
    お忙しいところ恐れ入りますが、記載のメールアドレスまで一度ご連絡を頂けますと幸いです。よろしくお願いいたします。