あれでよかったのか?


11.23に向けてミーティングが終わったあと、二人だけのこって別の話をした。
二人で話をしていると、僕らのテーブルの席にどかっと座る青年あり。
話し相手の知り合いかと思ったが、二人の顔を交互に見てみるがどうもそんな雰囲気ではない。
隣の席に女子学生二人、男子学生一人のグループがいて、そこの一人の女性に話しかけ始めた。
その雰囲気をみても、この青年と彼女らは知り合いじゃない。
しかも第一声が「肌が荒れてますね。気になりませんか?」だ。
確かに彼女の肌はいい状態とは言えなかった。はっきりいえば、彼の言うとおり(^^;
しかしだ。初対面の人に話しかけるための切り出し方としてはかなりはずしている。
声をかけられた彼女の顔をみてみたら、これまた当惑して、そして、ちょっと恐怖が入り混じって、泣き出しそうだ。
隣の3人はただただ押し黙って、この嵐に身を硬くして無反応。
自分たちはターゲットじゃないから放置して嵐から立ち去ることもできたが、見てしまったものは仕方ない。
問題の彼の関心を彼女たちから引っぺがしておいて、その隙に逃げてもらうべく、彼に無理やり話をふってみた。
彼女に話しかけたい彼を何とかこっちの話に引っ張り込んで、無理やり話を続けるが、彼女ら、僕が相手をしているのをいいことに、勉強を再開し始めた。
早く逃げてくれという思いは受け取ってもらえず、話を続けるはめに。
話し込んでいるうちに、何を考えたのか手をつけてないハンバーガーを僕にくれた。
積極的に相手をする僕に親しみを持ったんだろう。
まぁ、とりあえず受け取って、ハンバーガーをネタにまた話を続けるが、やっぱり彼女らはそこに座ったままだ。
そのまま30分くらい続けただろうか(僕の話し相手に正確な時間は聞いておこう)、さすがに疲れてきたし、彼女らが逃げるのを待ち続けるのわけにもいかないので、彼女らに話しかけた。
「僕は僕の親切心でやっているんだが、もう帰っていいか?」
最初は話が飲み込めなかったらしい。
「もう限界だからもう帰っていいよね。君たちはそのまま勉強を続けるの?それとも帰るの?(気持ち的にはとっととどっかに逃げろよ)」と再度話しかけると、やっと理解できたようで、3人で顔を見合わせ帰ろうかって話になった。
彼女らがハンバーガーショップから出て行くころあいまで、彼となんとか話を続け、そして「じゃ、またな。帰るよ」っていって席を立った。
これは、おせっかいだったんだろうか。
僕としては、僕の親切に機転を利かせてとっとと彼女を連れて逃げてほしかった。が、あの反応はどう受け取るべきなのか…
まぁ、あの手の心が変調しちゃった人の相手をしたことがなくて頭が真っ白になっただけなのかもしれないが…
もう片方の青年(年齢不詳)には迷惑な話だっただろう(^^;
そんなわけで、これでよかったのか?という思いを抱えたまま寝る気になれず、日記に書きなぐってみた。
多分、あの青年、みんなに相手にされずにさびしいはず。彼女が気になりながらも、僕の迷惑なちょっかいにまじめに対応してから。
僕じゃないほかの親身になって対話をしてくれる誰かを見つけて心を治してね。
11.23は読書普及協会の講演会、そして懇親会。11.24は南部観光ツアーです。詳しくはこちら⇒ http://d1123.ti-da.net/

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