QGC46SKSのシャワーホースからの水漏れと対処


母から台所で水漏れしている!と連絡を受けたので調べてみたら、台所水栓のシャワーホースからの漏水だった。

建てて15年くらいかな。シャワーホースからの水漏れは定番。

キッチンの取説を見ても水栓の型番がわからなかったが、水栓に貼られた汚れて剥がれかけたシールに型番らしきものを見つけた。

「QGC46SKS」

らしい。

検索してみると、MYMという会社の製品で事業撤退、その後KVMという会社が引き継いで「HC125BGG5E」という型番でホースを入手できるらしい。

これが6200円。

15年経っているし、水栓周りの汚れ方をみるとカートリッジからも漏水していそう。してなくても近いうちに交換することになるはず。

とういことで、カートリッジを探してみるが、ぱっとは見当たらない。

TOTOの古い水栓のカートリッジを交換したことがあるが3000~4000円くらいしたことを考えると、ホースとあわせて1万円。

1万円払うならちょっと足して新品に置き換えたほうがよさそうだよね。

ということで、母と相談の上、シャワーホースなし、シャワーありってことで代わりの水栓を探して見つけたのがこの2つ。

メーカーは色々あるんだろうけど、将来の部品調達の安心感からなんとなくTOTO。

シャワーがあればいいということなら安い方でいいんだけど、シャワーヘッドが小さいのがちょっと不安なので高い方のを選択。

1.5万円弱。

注文して3日で届いた。早くて助かる~ (沖縄なんで3日でも早い…)

届いたので、早速先人たちの交換作業報告を参考に交換作業に取り掛かる。

まず、水と温水の元栓を閉める。これ大事。忘れると水が噴射されるからね。

水栓の台所から上の方はバラさなくていいらしいのだが、下から見てもどうしていいのかわからない。

どうしていいのかさっぱりわからなくて、結局先人がいらん作業だったと報告していた水栓上部をばらしてみたが、やはりどうしようもない。(分解写真は撮ってあるが意味は無いので貼らない)

上ではないと結論づけて、台所下に戻り、水と水栓のホースを元栓から取り外す。脱落防止用のピンがついてるのでそれを外すのを忘れなければ大丈夫。(写真撮ってない^^;)

次に、シャワーヘッドのホースを外す。

この3つを外して、水栓をキッチンに固定している何かを外せばするっと抜ける予定。

で、その何かが問題なんだけど、水栓の下からじっと観察しているとようやくわかった。

シャワーホースの根本がつながっているこの部分(写真の赤で囲んだ部分)が六角形になっているのね。こいつをレンチかなにかで回すと水栓をキッチンに押さえつけている部分が緩んで行ってついてには外れるのだ。

これねぇ、説明書がないとこいつがカギだとはわからんよね。先人の説明も六角のナットとかなんとか書いてあったけど、これがそれとはわからんかった。

というわけで、今からこれの取替作業をする人がどれくらいいるのか、いやほとんどいないと思うんだけど、これ見たら悩まずに作業できるはず。よかったね。

取り外したら、水栓があった周辺の水垢などをきれいに落としておくといいよね。水栓があるとなかなか落とせなかったやつがこびりついてるから。

掃除が終わったら新しいキッチン水栓を箱から取り出して、説明書を見ながら設置する。今や、シンクの下に潜り込む必要はないのだよ。楽ちん楽ちん。というわけで説明はなしね。

シャワーヘッドを引っ張り出せない水栓にしたので、もうシャワーホースの劣化で水漏れの心配はなし。あれば便利だろうけど、便利な割にそう使わないよね。

次のメンテナンスは水量調整を司るカートリッジの交換でしょうな。多分15年後。