ローマ人の物語〈1〉— ローマは一日にして成らず(塩野 七生)


たまたま行った市立図書館で発見したので早速借りてみた。
高校時代に世界史をとらなかったので「ローマは一日にしてならず」「ローマ帝国」くらいしかわからなかったので、いつか読もうと思ってたんだよね。
シリーズ1冊目ということでローマが都市として成立し始めるころからイタリア中南部を治めるまでの流れと同時期のギリシャとの比較ってかんじ。
「知力でギリシャ人に劣り、体力でケルトやゲルマン人に劣り、技術力ではエトルリア人に劣り、経済力ではカルタゴ人に劣っていたローマ人が、これらの民族に優れていた点は、何よりもまず、彼らの持っていた開放的な性向にあったのではないだろうか。」との一文に集約されるんだと思う。

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